山口市会長杯2021

こんばんは、管理人です。
前回ダイジェスト版ブログを更新したのが8月5日。
その後、山口県でも新型コロナウイルスの感染が拡大し、防府市でもスポ少活動が中止とされました。
約1ヶ月の活動中止期間を経て9月13日から通常練習は再開できたものの、9月26日までは対外試合ができず、9月27日からようやく通常通りの活動ができることになりました。
その間、ご招待いただいていた2つの大会が延期となりましたが、その内の1つの大会、山口市会長杯がさっそくこの日曜日に開催されました。
7月くらいから本格的にお手伝いをしていただいている、このブログでもお馴染みのコーチJにも参戦していただき、無事に大会に参加することができました。
この大会では、もちろん勝つために全力を尽くすこともそうですが、まずは、久しぶりの大会をしっかり楽しむこと、これまで練習してきたことを試合の中でチャレンジすること、を子供達に求めて臨むことにしました。
1試合目は、山口市のチーム、と言っても、うちが参加した2部はうち以外の3チームはすべて山口市のチームなので、ここではチームO(オー)としましょう。
山口市には他にもO(オー)のチームがあるので特定できないはずです(笑)
実はこのブログ、個人的な視点で自由に書いているだけのつもりでしたが、意外といろんな方に見てもらえているようで、時々、苦情のような意見もいただきますので、できるだけチームや個人が特定されないように注意しているつもりですが、ご覧いただいてる皆さんの方でも余計な詮索などはご遠慮いただき、フィクションのつもりでご覧ください(笑)
話が脱線しましたがこのチームO(オー)、1月の萩市の新人大会でも対戦して40点近い差で惨敗した相手で、同じ2部とはいえ、うちとの力の差は歴然、加えてうちは6年生1人が英検受験のため1試合目には参加できず厳しい戦いとなることは試合前から分かっていましたが、試合が始まるとやはり序盤から苦しい展開に子供達の表情がゆがんでいきます。
相手との激しい接触などもあり、目に涙を浮かべながらも必死に堪えて頑張っている6年生。
以前とは違う少し成長した姿をみることもできたのは良かったですが、そんな感傷に浸っている暇もなく点差はみるみる開いていきます。
そんな中でも、ベンチからの指示を聞いて少しずつですがプレー内容や意識の変化も感じ取れるようになってきました。
6年生だけでなく、4年生にしてベストメンバーに名を連ねなければならない2人もこれまでとは違った思い切りの良いプレーが見えました。
更には、チーム事情により入団間もない子や2,3年生の中から5人が1Qは試合に出ないといけない状況の中、その枠を虎視眈々と狙う野心家の2年生3人、その強気の2年生に押されつつも負けずに試合出場をアピールする3年生など、以前は試合に出ても何もできずにただ立っていただけの子供達も、パスをもらおうと声を出し、目の前のボールに飛びつき、自分よりも大きな相手の前に立ち必死にディフェンスをする姿なども見られ、負けた悔しさ以上に、嬉しさの方がこみ上げました。
続く2試合目は、山口市のチームYとの対戦です。
Yも他にもあるので大丈夫です(笑)
チームYは、メンバー表には名前のあったキャプテンの子もいなかったようですし、うちと同様にチーム事情は厳しそうでした。
そんな中、うちの方は英検終わりの6年生も合流し、今度こそ全員で久しぶりの勝利を目指します。
前半は、1Qでキャプテンと副キャプテンを中心に得点を重ねてリードを奪います。
これまでもこういった展開は何度かありましたが、毎回2Qでリードを守れず逆転まで許すことが多かったのですが、この試合は2Qメンバーが大爆発。
これまではフリーのレイアップすらなかなか決まらなかったのですが、この試合では、相手のターンオーバーからのシンプルな速攻が面白いように決まり、取りも取ったり20点、体を張ったディフェンスで相手のミスを誘い、守る方も2点に抑えることができました。
バスケ経験は一番少ないですが、チーム1の長身で真面目に頑張ってきた6年生の1人が、要所要所で良いカバーディフェンスを見せてくれました。
いつもは適当なシュート連発で私の怒りを買ってきた英検終わりの6年生も、丁寧なシュートで確実に得点を重ねてくれました。
毎回、英検を受けてから合流すれば良いのかな?(笑)
4年生の2人も体を張ったディフェンスに積極的なオフェンスで、誇らしげに戦っていたのが印象的でした。
後半に入って今日初めての6年生4人が揃って出場した3Qも、しっかり守り、順調に得点を重ね、大量リードというこれまでに経験したことのない展開になりました。
そんな中で迎えた4Qは、6年生には残り3分で交代するからこの3分間で、練習してきたプレーを試合の中で思い切ってチャレンジするように求めました。
得点こそストップしましたが、それぞれにいろんなことに全力でチャレンジしている姿は楽しそうでした。
が、ここでアクシデント発生。
4Q開始2分足らずで副キャプテンが負傷、足首を押さえて立ち上がれません。
その瞬間は見ていませんでしたが、近づいて様子を聞くと足を捻った様子。
無念の交代となりました。
それでも試合の方は前半からの大量リードでほぼ決まっていたので、その後は、英検で1試合目に出場していない6年生だけ残して残りの6年生2人は予定通り3分で交代。
3年生2人を投入、ラスト1分ではこの試合に出場していなかった2年生2人も投入しましたが、30点以上の差をつけて勝利することができました。
今のチームになって練習試合以外のちゃんとした大会での勝利は1月にあった萩の新人大会以来、実に約9か月ぶりです!!
副キャプテンの負傷もあって、みんなで喜び爆発とはいきませんでしたが、やはり勝利って良いですね。
子供達には、この「勝利」から得た経験を次の「勝利」につなげられるよう、また明日からのモチベーションに変えて、一緒に頑張っていこうと伝えました。
副キャプテンの負傷は残念でしたがこればかりは仕方がないことですし、何よりも子供達の確実な成長を感じることができた貴重な大会となりました。
最後になりましたが、コロナ禍で一度延期されるなど、準備や当日の運営においても大変なご苦労をされたであろう山口市バスケットボール協会関係者の皆様、参加各チーム関係者の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
(2021.10.11)