定期交流戦2017

こんばんは、管理人です。
この週末の2日間は、このブログでもお馴染みになってきましたが、今年になって奇跡的に急接近、もはや名前を隠すことに意味があるのかも分かりませんが、個人的にも深く交流をさせていただいている市内強豪チームが、島根県の2チームと定期的に実施されているという交流戦にご招待いただきました。
実は、初日の土曜日は、うちの土曜授業があり、場所も防府市から1時間の距離にある光市だったため、ご迷惑をかけられないと一度は泣く泣くお断りしようと思ったのですが、午後からの試合にできないか調整してみましょう、とまで言っていただき、島根県のチームの試合を午前に回してもらうなど、多方面にご迷惑をおかけしながら、参加させていただくことができました。
まずは、ご調整いただいた監督様、こちらのワガママによりご迷惑をおかけした島根のチーム関係者の皆様、本当にありがとうございました。
午前中の土曜授業では、寒空の下、自分たちの住む町のごみを拾い歩くというクリーン作戦なる作戦を無事に遂行し、終了後、今度はただちに高速を使っての大移動作戦に移りました。
こちらの作戦も無事に完了し、車中で昼食、着替えを済ませ、試合開始にも無事に間に合わせることができました。
で、試合の方は、初日の初戦は、低学年中心のチームながら今度の萩大会にも出場されるチームが相手となり、4Q途中までは接戦でリードを許す厳しい展開でしたが、そこからは相手が低学年にメンバーを変更され、逆転勝利となりました。
おそらく萩大会や新チームを見据えて、この試合の勝敗よりも低学年の強化をしたいという目的で交流戦に参加されているのでしょう。
2試合目は、県決勝大会こそベスト4に勝ち上がれなかったようですが、今年はどの大会でも常に上位に進出している県内屈指の強豪チームとの試合を組んでいただきました。
うちとはレベルの差がありすぎて、普通なら絶対にこういう大会であたることのないようなチームなので、不安と期待を抱きながら試合に臨みました。
結果は・・・、100点ゲームの大惨敗。
やる前から見えていた結果ですが、今のチームになってからはここまでの大差はなかったので、さすがに子ども達も保護者もショックを受けたと思います。
ですが、相手チームとの力の差は、子ども達ではなく明らかに指導者の力の差、子ども達は最後まで全力で戦ってくれたと思います。
最近は、途中で相手チームがメンバーを下げられることが多いので100点ゲームは珍しいですが、うちのチームはこれまでも毎年のようにこれくらいの点差で負ける試合が数多くありました。
ひどいときには、その上、0点に抑えられた試合なんかもありました。
その当時からものすごい違和感がありましたが、そんなときでも当時の子ども達は試合後に平気で笑っていました。
でも、今の子ども達は、もちろんそれぞれに意識の差はありますが、どんなに点差が開いても、自分たちなりになんとかしよう、何かしてやろうと、ひとりひとりが最後まで一生懸命頑張ってくれます。
本当に申し訳ないのですが、これほどの実力差があり、どんどん点差が開いていく中で、いきなり試合をひっくり返せるだけのアドバイスなんて私にはできません。
できることをひとつずつ、強いチームを相手に、今まで練習してきたことを少しでも出せるように、そしてこの試合の中でも子ども達が少しずつでも成長してもらえることを願ってアドバイスするくらいしかできません。
ありがたいことに、今の子ども達はそれに一生懸命応えようとしてくれます。
急に話が変わりますが、私は、基本的に試合中はベンチに座りません。
ただ一人、試合中に立って子ども達に指示を出すことが許された指導者として、どんなに点差が開いても、子ども達のひとつひとつのプレイを見逃さず、最後まで子ども達と一緒に戦いたいと思っています。
もちろん、為す術がなく、的確な指示も出せずにただ立ち尽くしているときもありますが、そういうときでも、一生懸命頑張っている子ども達の姿から目を背けることだけはしたくないのです。
県内屈指のポストプレイヤーを相手に、ゴール下まで簡単に押し込まれ簡単に得点を取られ続けていたうちのキャプテンも、なんとか必死に相手を抑えようと、終盤にはゴール下よりは若干、本当に一歩二歩の違いですが、遠い位置でボールを持たせ、相手がシュートを外す場面も見られました。
がっちり固められたインサイドに、無謀に突入し続けていた子も、ストップからのジャンピングシュートを試みたり、かと思えば、またまた無謀に突っ込んだかと思えばいつもとは違う切り返しで相手を交わしに行ったりと、初めての相手なので、相手にとってはいつもと違う切り返しだなんて思わないでしょうし、結果的には簡単に止められましたが、私がいつも言うチャレンジする気持ちは十分に伝わりました。
そんなこんなで初日の試合は終わり、1勝1敗で翌日は2位トーナメントに進むことになりました。
ここまでですでに超長文ですが、今回は過去最長記録更新必至の盛りだくさんですので、読まれる方は覚悟してお付き合いください(笑)
というのは、この交流戦は2日間あり、初日の夜には指導者らの懇親会もありましたので、チームとしては日帰りでの参加でしたが、うちだけは夫婦で懇親会にも参加し、家族で宿泊までさせていただくことにしました。
初日の試合後には、チームとして宿泊している主催の市内チームと、島根県の2チームの子ども達と一緒に、うちの子2人もレクリエーションにまで参加させてもらいました。
レクリエーションでは、子ども達を3つのチームに分け、ボールを頭の上から後ろの人につないで、最後まで行ったら、最後の人が空気入れで風船を膨らませ、早く割れたチームの勝ちといったゲームを、足の下を通すパターンや、ドリブルをするパターン、最後はバスケ無関係のぞうきん掛けパターンまで(笑)
で、私もなぜかご指名いただいたので途中から子ども達と一緒に参加させてもらい、風船を割る役にもチャレンジしましたが、日頃の運動不足もたたりなかなか風船が割れず、完全にチームの足を引っ張ってしまい、次からは風船割り係は辞退しましたが、子ども達と一緒に楽しませていただきました。
風船割りは想像以上にきつく、いまだに腕がパンパンです(笑)
その後も、チームの代表の子ども3人が、万歩計を手・足・腰に付けて制限時間内に動かした回数の合計を競うといったゲームなど、子ども達も私も大いに楽しんでレクリエーションを終えました。
そしてその後は、子どもは主催の市内チームの子達とご飯やお風呂をご一緒させていただけることになったので、子どもを預けて夫婦で懇親会に参加し、私は指導者として、嫁は保護者として、いろいろなチームの方と交流を深めさせていただきました。
我々のワガママで子どものお世話までお任せし、主催チームの子ども達、保護者の皆様には多大なご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳なく思いつつも、せっかくの機会とばかりに、優しいお言葉に完全に甘えてしまい、チームとしてだけでなく、家族としても貴重な時間を過ごさせていただきましたことに、改めまして深く感謝いたします。
そして、何より島根県から参加されているチームの関係者の方々も本当に温かい方ばかりで、「チーム力なんて関係ないので、ぜひ来年の5月は一緒に島根に来てください。」「大会だけでなく、一緒に練習とかもできたら良いですね。」など、最初から最後まで温かい言葉もかけ続けていただきました。
今回の主催チームと島根県の2チームは、もう10年以上も、チームの状況が良いときでも悪いときでも関係なく、5月には島根で、12月には山口で、という年に2回のこういった定期的な交流を続けておられるとのことで、大変うらやましく思いました。
もちろん、これを続けるには、双方の保護者の理解と協力が不可欠であり、今回、それをまとめる監督さん達のお人柄にも触れ、やはり良いチームには良い指導者、そして良い保護者がたくさんおられ、だからいつでも良い子が育ち、良いチームができるんだろうなぁということを改めて感じました。
懇親会等では、ここでは書き尽くせないほどにいろいろなタメになるお話や、この場では書いていけないような濃密なお話(笑)など、コーチJ様の時間が立てば立つほどに冴えわたるトークを楽しみながらも、最後は力尽きて撃沈してしまいましたが(笑)、本当に楽しい時間があっという間に過ぎてしまいました。
島根チーム関係者の皆様、主催の市内チーム関係者の皆様、改めまして、本当に大変お世話になりました、ありがとうございました。
そして翌日は、楽しい夜を引きずりながらも、重たいマブタと、なかなか上がらないテンションと格闘しつつ(笑)、前日に交流を深めさせていただいた方々とのあいさつも交わしながら、連日の日帰り参加でこちらも大変な思いをしているうちのチームの到着を待っている間になんとかテンションを上げていきました。
昨日だけでなく最近の反省として、技術面は一朝一夕ではどうにもならないのでさておいて、やはり元気のなさが気になります。
土曜授業から続いての連日の長距離移動で、前日の惨敗もあってか、なんとなく朝から子ども達の元気のなさも気になったので、気分を変えようといつもとは違うアップを提案して実行してみました。
実は、うちのチームが到着するまでに、島根県のチームの1つが、アップの前に、指導者や最後には保護者も交えて、みんなでちょっと代わった「だるまさんが転んだ」をして楽しそうに遊んでいて、子ども達のテンションが上がっていくのを見ていました。
ということで、さすがに時間もないので「だるまさんが転んだ」をする訳にいきませんでしたが、普段のアップ以外に、体育館のそばにあった階段を使った施設(?)を利用して、全員を一列に並べて足を右左で階段を一段上がって、右左で階段を一段降りる、を20回1セットにして、終わったら手を挙げるという全員での競争を。
競争になると俄然やる気を出す子ども達に、左右の足を替えてみたり、次は、右左で上がって、左右で降りる、という指令を出すと、一気に戸惑い、四苦八苦しながら変な足つきになりながらも頑張って足を動かしていました。
最後は全員で階段を右側から足を右左で1段ずつ上がって、上まで行ったら左側から右左で降りる、次は、右左と左右を交互になど、笑顔も見せながら体もそれなりに温まったようで、楽しそうに体育館に向かってくれたので、まずは一安心です。
最近は、子ども達の成長とともに、求めるものが少しずつ多くなり、以前に比べると、細かいことでの注意や、反省点を多く言うようになってきました。
もちろん、それ自体は今より上を目指すためには必要なことだと思ってやっていますが、限られた時間で教えられること、私の下手な指導で子ども達が身につけてくれることは限られていますので、子ども達が持つ能力を最大限に発揮するために、まずは、最高のモチベーションで、自信を持って、バスケに臨んでもらうということが大切だと私は考えています。
そして、ようやく2日目の試合のことに入りますが、2日目は、昨日の1勝のおかげで、島根県の2チームが参加する2位トーナメントに入ることができ、前日に続いて日頃は対戦することができない相手との貴重な経験ができました。
試合前には、前日の懇親会でも気にかけていただいていた対戦相手の島根県チームの指導者さんが、自分のチームの練習そっちのけでうちの練習を一緒に見ながら、「良い顔をしてやっているから大丈夫だよ」などと相変わらず温かく気にかけていただきました。
このチームは、初日こそ、県決勝大会にも出場したうちと同じ防府市の強豪チーム(主催チームではない)に破れ、この日は2位トーナメントとなりましたが、過去には全国大会にも何度か出場し、今年も島根県で3位、中国大会に出場するような強豪チームです。
もちろん、うちとはレベルが違い、やる前から結果は分かっていて、やはり2Q終了時点で、このままいけば100点ゲームに届きそうなくらいの点差が付いていました。
3Qからは、もちろんこちらのベストメンバーよりは断然によく鍛えられていますが、メンバーを下げていただき、ところどころでそれなりに練習の成果を出すこともでき、うちにとっても良い経験となりました。
試合後には、「来年の5月待っているから。」と、改めて声をかけていただくなど、本当に最後まで気にかけていただける温かいチームでした。
本当にありがとうございました。
そして、この日の昼にはフリースロー大会がありました。
これまでうちのチームの子は、これくらいの規模の大会ではフリースロー大会で入賞したことがありません。
フォームについては口を酸っぱくして言っているつもりですが、うちの子を筆頭に、なかなか改善に至らず(笑)、最近は、シュート練習よりもフットワークやディフェンス練習に時間を割いていることもあり、ますますシュートフォームに関しては意識する子とそうでない子で差が出てきています。
で、今回は、朝、フリースロー大会のことを子ども達に話して、うちのチームからはなかなか入賞者が出ない、ただ入った、入らないで一喜一憂するんじゃなくて、せっかくの機会に、上手な子のフォームをよく見て、日頃の練習からしっかりフォームを意識して練習するようにした方が良いとも伝えていました。
そして、今回のフリースロー大会では、今までにないくらいに、うちのチームにしては入りました。
もちろん、フォームは良いとは言えないので、たまたま入ったという感じですが、結果的に、決勝戦に5年生2人が残り、その内の1人が全体の5位に入賞し、賞品をゲットしてくれました。
最後はチームみんなで一生懸命その子を応援するなど、他の子の励みにもなったのではないでしょうか。
さて、その後の2試合目は、本来なら負け負けで県内チームとあたるところでしたが、勝ち勝ちが島根県同士となったため、もうひとつの島根県チームと対戦させていただけることになりました。
あたる予定だった県内チームとも、対戦したことはなかったので残念でしたが、県内ならいざとなれば日頃からいくらでも交流できるので、2試合も続けて島根県のチームと対戦させていただけるなんて本当にありがたい機会をいただけました。
それぞれの対戦相手さんからしたら、役不足だったと思いますが、今回の交流戦全体を通じて、日頃対戦できないチームとの対戦という意味で、うちほど貴重な経験をさせていただいたラッキーなチームは無かったのではないでしょうか。
それにも関わらず、いい加減2日間の疲れが出ているのか、ちょっと油断すると子ども達の元気はすぐに無くなるんですね(笑)
相変わらず元気がなく、試合前の練習がお葬式のようになっていました。
たまらず、全員を集めて、「次の試合はとにかく思いっきり楽しもう。」「笑顔じゃない子は試合に出さない。」「ただ、笑顔でやるのとふざけてやるのは違うからね。」と伝え、子ども達の最後の元気を振り絞らせました(笑)
お葬式だった練習が、結婚式のように明るくなったので、安心して試合に臨みましたが、やはりレベルの差はありまして、1Q、2Qとかなりやられましたが、3Qは6年生を中心に集中して、ジワジワと差を詰め、あと少しでイケるという雰囲気までは味わえましたが、4Qは、結局は自力の差が出て差をつけられました。
3Qは良いけど4Qまでは持たないというのが最近のパターンとなりつつありますが(笑)、なんとか6年生の引退までに改善し、新チームの強化も図りつつ、今年のチームとしての集大成を見せられるようにまだまだ頑張らないといけないですね。
さて、いろいろあったけどあっという間の2日間でしたが、まずは、土曜授業からの連日長距離移動など、バスケ以外のところも含めていつも以上に頑張ってくれた子ども達と保護者の皆様に感謝します、ありがとうございました。
そして、対戦した島根県チームや県内チームを始め、いろいろとお気遣いいただいたり、温かい言葉をかけていただいたり、今回の交流戦に参加されたすべてのチーム関係者の皆様にも深く感謝いたします、本当にありがとうございました。
そして何よりも、今回の交流戦を主催された市内チームの指導者、保護者、子ども達に対しましては、一参加チームとしてのみならず、個人的には、わがままを通させていただき、家族全員で多大なご迷惑をおかけしましたことを改めましてお詫び申し上げるとともに、貴重な経験をさせていただき、温かく迎え入れていただいたこと、至れり尽くせりのご対応をいただいたことに、本当にただただ感謝の言葉しかありません。
これからもチームとしても、個人としても、どうぞよろしくお願いいたします。
(2017.12.11)

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コメント: 2
  • #1

    コーチJ (火曜日, 12 12月 2017 09:46)

    2日間、お疲れ様でした!
    そして、深夜にまで及んだ、私のトークライブにもお付き合い頂き、ありがとうございました(笑)
    ブログ内では、貴重な経験…と、かなり言って頂いているので、私としも嬉しいかぎりです(^-^)
    更に、少しゲームも拝見しましたが、数ヶ月前に右田と初めて交流を持った頃と比べ、見違えるほどレベルアップした子も見受けられ、自チームのことのように、嬉しく思っています。
    こりゃ、H吉さんも言われる通り、ほんまに5月に一緒に松江へ行きますかね?(≧∇≦)b
    もちろん、深夜のトークライブ付きですが…笑

    最後に、この場をお借りして…
    右田の保護者の皆さん
    この度は、土曜授業と重なり、かなりタイトなタイムスケジュールの中、参加して頂き、ありがとうございました。
    今後もチームとして交流を深め、バスケを楽しむ子供、そして一緒に楽しむ家族が増えたらなぁ、なんて思っています。
    今後も、Hミニバス+コーチJをよろしくお願い致します( ^o^)ノ
    本当に、ありがとうございました。

  • #2

    管理人 (火曜日, 12 12月 2017 12:10)

    コーチJ様
    週末は本当に大変お世話になりました。
    そして、お疲れ様でした。
    うちのチームの成長は、コーチJ様をはじめ、Hミニバスの皆様や、他チーム関係者の方々にも支えられてのことなので、本当にありがたい限りです。
    今後もトークライブ込みでぜひよろしくお願いします!