防府市近郊大会2017

こんにちは、管理人です。
前日12/2のWリーグに続いて、昨日12/3は防府市近郊大会があったので、このブログもそれぞれ1日遅れながら連日の更新です。
近郊大会は、文字通り防府市の近隣(と言っても対象は山口県全域)チームを招待しての、防府市協会主催の大会です。
私は、一番下の子の初めての幼稚園の音楽発表会を泣く泣く諦めて(笑)の参加となりましたが、今回も、子ども達の成長を感じることができた有意義な大会となりました。
まず、1回戦は、低学年を中心に人数も10人ギリギリで参加されたチームが相手でしたが、子ども達は気合いの入ったディフェンスで1Qは相手を0点に抑え、2Qも2点に抑えることができ、序盤で大量リードとなりました。
これまでは、相手が低学年等で有利に試合を進められるときにも、相手に遠慮しているのかディフェンスも手を抜き、シュートやパスも適当になるというパターンが多かったので、そのたびにそんなプレイをするくらいなら日頃試合に出られない低学年を出した方がよっぽど良いということを伝えてきました。
そういう状況で出るからには、日頃練習していることで、日頃の試合ではなかなかうまくできないことや、新しいことへのチャレンジを期待して出しているんだと。
でも、昨日の1、2Qを見た限りは、誰も手を抜かずに集中して試合に臨んでいたように感じたのでうれしく思いました。
大量リードした3Qは、5年生の5人で臨み、慣れない布陣でちょっとドタバタし、攻め込まれる場面もたくさんあり、5年生の1人が途中で5ファウルの退場になるなど、新チームへの課題もしっかり見えましたが、私は5ファウルの退場について、悪いイメージは持っていません。
もちろん、いけない手を出すからファウルを取られるのであって、まだまだ上手なディフェンスができていないことには間違いありませんが、そもそもやる気の無い子は手さえ出さずにただ抜かれるだけということを考えれば、ファウルになってでも一生懸命相手を止めにいこうとした結果の退場なので、この経験を活かして、これからもっと上手にディフェンスができるように練習してくれれば良いと思っています。
と、ここまでは良かったのですが、問題はこのあとの4Qで、日頃ほとんど試合に出られない4年生3人と、6年生2人を組ませて試合に臨みましたが、4年生3人はまだまだ経験不足で、練習で言っていることもなかなか思うようにできませんでしたが、ところどころで良い成長も見られたし、それぞれ一生懸命はやっていたと思います。
ただ、この4年生達は、今年入ったばかりだったり、なかなか試合経験がさせてあげられず、試合へのモチベーションも上がらない状況なので無理もなく、申し訳ないとは思いつつも、試合で思い切ってプレイができるように、そろそろ日頃の練習の時からもっと試合を意識してやってもらわないと、6年生が抜けて新チームになったら、現3年生以下との競争に負けてしまうかもしれないと危惧しています。
特に今の3年生は、この子達よりも先に入っていたり、人数も増え、素材も結構良い子が揃っているので、これからの練習ひとつひとつを意識して取り組まないと、このままでは来年も、自分より下の学年の子が試合に出る中、試合に出られるかどうか分からないような状況で過ごさないといけなくなるかもしれません。
それから6年生ですが、これほどの大量リードは経験が無く、浮かれる気持ちも分かりますが、ボールを奪ってゴール下まで行っておいて、シュートは打たずに4年生が来るのを待ったり、パスも適当、シュートも適当と、なんのために6年生を出しているのか、そんなプレイをするくらいなら・・・(前述のとおり)。
試合後すぐに子ども達のところへ行き、お説教(笑)
二回戦は、市内チーム同士の対戦となりましたが、相手は6年生がいなくて、前にもうちが勝っているチームではありますが、今日の一回戦を見た感じでは、外からのシュートもバンバン入り絶好調、以前よりも相当成長しているなという印象でした。
気持ちを入れ替えた6年生が奮起し、1Qは一回戦に続いて0点で抑えるなど、序盤で主導権を握ることはできましたが、2Q以降はオフェンスもディフェンスもなかなか思うように機能せず、相手のミドルシュートが立て続けに決まるなど、危ない場面もありましたが、なんとかリードを保って試合終了。
ということで決勝進出を果たしましたが、決勝の相手は今度の萩大会にも出場する強豪チームです。
低学年と思われる小さい子達も、ひとりひとりの技術がしっかりしていて、ボール運びからフィニッシュまでを誰でもできるような多彩な攻撃に防戦一方となり、序盤の1、2Qで16点差(くらいだったかな?)で折り返す苦しい展開に。
いつもならここで集中力が切れてズルズルやられるのですが、ハーフタイムに5年生の目を見て、一回戦で退場した子の目にあふれる闘志を感じたので、3Qの残り1人(うちは6年生が4人なので、5人目は5年生の競争枠)として送り出しました。
その結果、その子も期待どおりに、6年生達も負けずにみんなが集中し、3Qだけで見れば2点リードという踏ん張りを見せて必死にくらいつきました。
5年生の1枠を替えて臨んだ4Qも、序盤は必死にくらいついていましたが、徐々に差が広がる中、中盤でうちのエースにアクシデント発生。
相手選手との交錯で倒れ、這いつくばって自力でベンチに戻るも「痛い、痛い」と悶絶するエースを見て、選手交代と立て直しのためにタイムアウトを取り、交代の5年生を送り出そうとしたところ、「イヤだ、出たい」と、エース。
残り時間を考えると、端から見れば、試合の勝敗はほぼ決まっていましたが、「この子が出なかったらヤバいじゃん・・・」という逆転を信じる子ども達の言葉に、最後は「お願い、コーチ~!」とのエースからのお願いに、指導者としては失格かもしれませんが、「ダメだと思ったらすぐ替えるから」と、スラムダンクの安西先生よろしく送り出しました(笑)
結果、試合が始まるとその子は痛みを感じさせずに必死に頑張り、他の子達も全力で戦いましたが、そこからは相手のオールコートの激しいプレスにミスを連発、あっという間に点差も開き、終わってみればダブルスコアとなりました。
試合後も普通にはしてたけど、足は大丈夫だったかな?
点差こそ開きましたが、子ども達の頑張りやこれからの可能性を感じることができ、個人的には今年のベストゲームのひとつと言える内容だったと思います。
決勝の審判をされた市内チーム(私の記憶する限りは勝ったことがない)の指導者の方からも試合後に、「右田の子はこの試合中に何人か覚醒したね、今日くらいやられたらうちは勝てない」とまで言っていただきました。
これからも子ども達の成長を全力でサポートするとともに、子ども達に負けないよう成長していかなければいけないとの誓いも新たに、今日からの練習もしっかり頑張っていきたいと思います。
(2017.12.4)

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コメント: 2
  • #1

    りん (火曜日, 05 12月 2017 22:42)

    近郊大会、お疲れ様です!

    これからも頑張って下さい★

  • #2

    管理人 (火曜日, 05 12月 2017 22:49)

    りん 様
    応援メッセージありがとうございます!
    これからも精一杯頑張ります!