トリプルダブル杯2017

こんにちは、管理人です。
昨日は、山口市にあるバスケット用品専門店の、トリプルダブルさんが主催される、トリプルダブル杯に参加させていただきました!
トリプルダブルさんというスポンサー付きで、フリースロー大会やラッキー賞の抽選など、豪華賞品も多数用意されており、とても人気のある大会です。
山口市外のチームの招待数は限られていて、本来ならレベル的にもうちが招待されるような大会ではありませんが、今回うちをご招待いただけたのは、公私ともにお世話になっている私の仕事関係の先輩がとりまとめをされていて、右田の子供達が頑張っているからと、おそらく特別枠で呼んでいただいたようなものなので、感謝してもしきれません。
残念ながらうちのチームからはフリースロー大会やラッキー賞などの受賞はありませんでしたが、いつもとは違った大会で、子供達も楽しんでいたのではないかと思います。
で、肝心の試合結果ですが、力の差も歴然な上、子供達の調子も今ひとつで、残念ながら2敗でした。
1試合目は、今回うちを招待してくださった先輩のチームが相手で、完璧なまでに力負け、今まで練習してきたこともまったく通用せず、最後は個人プレーに頼らざるを得ない状況に陥りました。
やはり日頃から一部で戦うようなチームが相手となると思うようにはいきませんね。
続く2試合目も完全に力負け、1試合目に比べると、途中、良いところも多少はありましたが、やはり実力差を痛感して終えました。
大会を通じての収穫としては、改めてたくさんの課題がみつかったこと、強いチームの試合を間近に見れたことですかね。
やはり強いチームを見ると、下半身が安定していて、うちのようなドタバタ感がまったくありません。
フットワークメニューにもっと取り組まないといけないと痛感しました。
そして夜には懇親会にも参加させていただき、いろんなチームの指導者の方にお話を聞くこともできました。
限られた時間でご挨拶ができなかった方も多数いらっしゃいますが、有意義な時間を過ごさせていただき、山口市内の指導者の方々やトリプルダブルの関係者の方にも改めて感謝申し上げます!
指導者の方との話の中でも特に印象的だったのは、先輩から改めて言われた「レイアップを下から打つ子に先はない」です。
今、日本全体の方針として、レイアップはオーバーハンドで、女子でもジャンプシュートはワンハンドで、と言われています。
それはもちろん知っているので、うちでもレイアップはできるだけオーバーハンドで、ジャンプシュートも届く距離ならワンハンドで打てるように練習しようと言っています。
でも、違ったのは、「できるだけ」ではなかったということです。
確かに「できるだけ」だと、やらなくても良いということにもなります。
先輩のチームでは、レイアップを下から打って入れても認めず、オーバーハンドで打った場合は外してもしっかり褒めることを徹底されているようです。
ゴールデンエイジと呼ばれる小学生の間は、新しいことをどんどん吸収できる貴重な期間です。
そうは言っても一回、二回の練習でできるほど簡単なものなら誰も苦労はしません。
大きくなってからは、できることをもっと上手くすることは簡単にできても、新しいことをできるようにはならない、できたとしても相当な努力が必要になります。
子供達には、今のうちに正しいことをきちんと身につけることの大切さ、そのためにはキツい練習に耐えることも、最初は上手くいかなくても我慢して続けることも必要だということを理解してもらわないといけません。
子供達の今後のバスケット人生を考えた時には、やらないといけないことは徹底的に今やらせるべきだ、可能性をつぶさないよう、新しいことにも積極的に挑戦させるべきだと改めて感じました。
何回同じことを言っても子供達が言うことを聞いてくれません(笑)が、他のチームの子はできているんだから、それは私の教え方に問題があるのだと思います!
子供達が聞いてくれないと、子供達のせいにするのではなく、自分が言うことを聞かせられないことを反省しないといけないと、改めて感じさせられました。
右田の子は絶対に他のチームの子に負けない素質を持った子が多いと信じています。
それを生かすも殺すも指導者次第だということを改めて胸に刻み、これからも頑張っていこうと誓いました!
試合を通しての経験だけでなく、いろいろなことを考えさせていただいた有意義な大会でした。
関係者の皆様、またぜひ呼んでください(笑)
(2017.9.4)