こんばんは、管理人です。
今日は春季中部地区大会に参加してきました。
諸般の事情で6年生2人を欠く厳しい大会となりましたが、残りの6年生や5年生達を中心に、精一杯頑張りました。
初戦は昨年から練習試合等を何度かさせてもらうも、一度も勝ったことのない格上チームで、今回も胸を借りるつもりで挑ませていただきましたが、やはり相手は強く、まったく歯が立ちませんでした。
2戦目は、新チームになって二度対戦し、いずれも接戦で勝った相手でしたが、今日も途中まで接戦となるも、最後は集中力を欠き、突き放されてしまいました。
でも子ども達は最後までそれぞれ一生懸命頑張っていたと思いますし、それぞれに得られたものもあれば、課題もできたのではないでしょうか。
試合には負けましたが、子ども達は試合中にもどんどん成長していて、これからの可能性を大いに感じられる有意義な大会だったと思います。
それから、これを書くと本人に怒られるかもしれませんが、怒られるのを覚悟で敢えて書きます。
話はちょっと変わり、昨日は通常の練習が14時から16時まであったのですが、練習後に、6年生の1人がうちにシュートを打ちに来たいと言ってきました。
6年生の中では、入った順番もあって背番号は一番最後で、ときどき口は悪いけど(笑)、優しくて、人一倍周りに気を使えるちょっと控えめな子で、日頃は他の子と一緒に遊びに来ることはあっても、一人で来るとか、自分からそういうことを言える子とは思わなかったのでちょっと驚きました。
控えめではありますが、バスケのプレイは力強く、常に一生懸命、チームで一番力強いドリブルができ、ディフェンスも間違いなくチームでナンバーワンだと、私はこの子をかなり評価しています。
ただ、シュートのときの手だけが、以前からの癖がなかなか直らず、シュート確率が低く、なんとか直したいと本人にもずっと言い続けてきましたが、それでもこれまではどうしても直らなかったのです。
それが、本人も今日の大会で6年生2人が欠場、1人は足のケガから久しぶりの実戦復帰で、今回は自分が中心になって頑張らないといけないというプレッシャーが、シュートを打ちに来たいと言わせたのではないかと思います。
でもうちに一人で来たが最後、絶対にシュートの手を直すまで帰らせないと、嫁と二人で「違う、そうじゃない、ああしろ、こうしろ」と(笑)
始めはなかなか癖が抜けませんでしたが、徐々に感覚が掴めてきたのか、次第に綺麗な手で打てるようになってきました。
そこからは徐々にシュート確率が上がり、本人もそれを感じたのか、何より表情が一気に明るくなり、楽しそうにシュートを打ち続けていたように思いました。
本人には、今日は完璧に手を直せたけど、明日の試合でいきなり結果を出すのは難しいことと、これからもこれを続けていかないといけないことを伝えて、練習を終えました。
そして今日の試合、やはり急なシュートフォームの矯正で、距離感がまだ掴めずなかなかシュートは入りませんでしたが、最後まで教えたとおりのフォームで打とうと意識しているのがよく分かり、本当にうれしかったです。
シュートはすべて間違いなくまっすぐ飛んでいて、距離感以外は何も問題なかったので、これを続ければきっと次は試合でも結果が出ると思いますし、出てほしいです。
この子のように、自分で自分の課題を認識し、その矯正に向けて努力するというのは、個人の成長だけでなく、同時にチームとしての成長にもつながります。
たまたま今回はこの子がうちに来て頑張ってくれた姿を見ることができたので、みんなの刺激になればと思い書きましたが、他の子もそれぞれ自主練習も頑張ってくれているようです。
今日の試合で得られたものや課題についても、ぜひ次に活かせるよう、それぞれ考えながら頑張ってもらいたいと思います。そして、少しでもそのお手伝いができればと思っています。
さて、次の大会は来月末の市内大会で、初めての1部挑戦です!
まだまだうちのチームが通用するとは思いませんが、子ども達の可能性を信じ、高いレベルを肌で感じることが必ず子ども達の、そしてチームの成長につながると信じ、これまでのように少しずつ個人もチームも成長していきたいと思います。
これからもみんなで力を合わせて頑張りましょう!
(2017.5.21)
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