上境杯と子ども達の変化

こんばんは、管理人です。

昨日は毎年恒例の上境杯にご招待いただき、下関市まで行ってきました。

朝早くからの長距離運転をはじめ、お手伝い・ご声援いただいた保護者の皆様も大変お疲れ様でした。

あまり細かくはお伝えできていませんが、8月頃からいろいろありまして、今回は私の監督デビューとなった大会です。

それにも関わらず、集合時間を間違えて遅れてしまい、大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

今回は昨年に引き続きうちの子2人は地元の神社のお祭りで子ども会のお神輿に参加するため不参加したほか、4年生2人、3年生1人もお休みでしたが、参加した子ども達は本当に一生懸命頑張ってくれたと思います。

ブログでも少し報告したとおり、部長のことでいろいろなことがあり、子ども達にも精神的な負担をかけてしまっているのではないかと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

このブログでもそうですが、最近はいろいろなチームの方にもご心配いただき、わざわざ練習を見に来ていただきご指導いただいたり、合同練習に誘っていただいたり、子ども達も保護者も、もちろん私も大変良い刺激を受けています。

ご協力・ご心配いただいている皆様、本当にありがとうございます。

それからは子ども達も少しずつですが、意識が変わってきているのではないでしょうか。

やらないといけないことを少しずつ理解し、少しずつ習得し、一歩ずつですが、確実な成長を感じています。

バスケは習慣のスポーツだと言われています。

習慣とはいわゆるクセのことですが、悪いクセを直さずに放置したまま練習すれば、練習すればするほどヘタになりますが、一度ついた悪いクセを直すのはとっても大変なことです。

今は原点に立ち返り、子ども達には体づくりと基礎の徹底による悪いクセを直すことから始めようと考えて指導をしています。

ゼロからのスタートと言いたいところですが、悪いクセがついている分、実際はマイナスからのスタートと言えるでしょう。

一番困っている悪いクセは、練習に集中できないクセです。

やはり小学生ですから、一度体が覚えてしまったサボリグセ(というと聞こえが悪いですが・・・)はなかなか直りません。

でも、確実に子ども達は変わっています。

すぐに結果を出すのはさすがに難しいですが、右田の子ども達は、他チームの指導者もうらやむほど良い素材が揃っているので、これからの頑張りに期待したいです。

さて、前置き(?)が長くなりましたが、昨日の大会の結果は、結果だけ見れば相変わらずの結果で、2試合ともボロ負けです。

でも、今までの試合とは明らかに違うところがたくさんあったと思います。

すぐに試合に勝つのは難しいけど、自分のやるべきこと、やれることを一生懸命やってほしい。

失敗しても良いから練習してきたことを少しでも試合で出せるよう思い切ってチャレンジしてほしい。

そういうことを子ども達に伝えて試合に臨みましたが、私が見た限り、子ども達は全員その期待に応えてくれたと思います。

もちろん、できていないことはたくさんありました。

むしろきちんとできたことの方が少ないです。

でも、今までのように、そもそもやらないといけないことが分からないまま何もできずに終わっていた試合とは違い、できないながらも一生懸命やろうとする子ども達の姿はとてもかっこよくて、とても頼もしく思えました。

バスケの本当の面白さ、楽しさを早く知って、もっとバスケが好きになってほしいです。

ちなみに、昨日は5人休みで、2年生のうち2人がベンチに入れず応援でしたが、そのうちの1人が試合に出られない悔しさで泣いてしまいました。

でも、これって本当にとても大事なことで、素晴らしいことだと思います。

その気持ちを忘れずにこれからも頑張ってもらいたいです。

これから子ども達がどれだけ頑張ってくれるか分かりませんが、今からが大事な時期です。

子ども達が頑張る限り、私も全力で指導・サポートしていきたいと思います。

指導だけでなく、監督も審判もまだまだ不慣れなところが多いですが、周りの方々にこれからもご指導・ご協力いただきながら自分なりに精一杯頑張りたいと思います。

これからも応援よろしくお願い致します。

(2016.10.3)