こんばんは、管理人です。
最近はまた仕事が忙しく、平日の練習になかなか参加できていませんが、うれしいことにこの間の体験会に参加してくれた現団員の妹(2年生)と、もっと前の体験会に参加してくれていた4年生1人が、5月から新たに入団してくれるようです。
これで女子は2チームでも作れる20人となり、ますます賑やかになりますね。
ところで、平日に参加できる指導者が少ないうちのチームでは、あまり良くないことですが、前からいる子と新しい子が最初から同じ練習をすることも多くあります。
それによって、前からいる子にはあまり面白くなかったり、新しい子にはちょっと難しかったりと中途半端な練習になる可能性があります。
ですが実際には、どんな練習でも無駄な練習はありません。同じ練習をしても、子供たちそれぞれがそれぞれのレベルに合った意識をもって練習することが重要で、それができるかどうかで子供たちの間でも上達に差が出ると思います。
そこで今日は、そういうことを子供たちにどう伝えたら良いのかといったことを考えてみたいと思います。
新しく入った子は、早くみんなに追いつこうと一生懸命頑張りますが、ここで大事なのは焦らずにひとつひとつの練習をしっかり理解することです。
最初からすべてを理解しながら、というのは子供たちには難しいと思いますが、分からないことを分からないままにするとあとで必ず困るし、最初に正しく理解することが上達への近道だと思います。
ただし、理解しているということと、うまくできるということは違って、特に最初は、理解しててもうまくできないことがいっぱいあるはずです。
最初は失敗して当たり前なので、失敗を恥ずかしがらずに思い切っていろんなことにチャレンジするべきです。
ちなみに、よく理解していない子は、自分がうまくできているかどうかも分かっていなかったり、できていないのにできていると思っていたりしますが、うちのチームにはそういう子が多い気がするので、今からでも遅くないので分からないことはきちんと聞いて確認し、できないことはどうしたらできるようになるかを考えながら練習してもらいたいです。
前からいる子は、その練習の内容や意味を正しく理解していて、うまくできる子もいるかもしれませんが、どうしたらもっとうまくできるか、試合のどの場面で使えるか、ということを意識してどんな相手にでも通用するように、常にひとつ上を目指して練習することが大事です。
最近はいつも練習中に言っていますが、練習で失敗することは全然恥ずかしいことではなく、むしろ、失敗しないように力を抜いていることの方がよっぽど恥ずかしいと思います。
力を抜いて失敗しないよりも、力いっぱいやって失敗した方が絶対にうまくなります。だから私は、失敗しても思い切ってチャレンジする子を褒めるようにしています。
もちろん、手を抜いて失敗するのは一番ダメですよ(笑)
(2016.4.29)
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