県新人戦

こんばんは、管理人です。

昨日は6年生の抜けた新チームで初の大会でした。

子供たちは頑張ったと思いますが、結果はやはり・・・。

子供たちは昨日の試合をどう思ったのでしょうか?

子供たちや保護者の皆さんにも考えてもらいたいので、思ったことを素直に書きますが、私は昨日の試合を見ていて、今のままではこのチームで1年間、1勝もできないのではないかと感じました。

それは、子供たちが下手だからではありません。

子供たちにやる気がないからとも思っていません。

むしろ、去年よりも高学年の人数も増えたし、みんな運動神経も良い子ばかりなので、期待もしているし、ちょっと頑張れば勝てるチームになると思っています。

では、なぜ1勝もできないのではないかと感じたのでしょう?

私は、今の子供たちは頑張り方が分かっていないと思います。

それも含めて指導者の力不足であることは間違いありませんが・・・。

何をどう頑張ればうまくなるのか、みんなは考えたことがあるでしょうか?

ドリブルもシュートもパスも、誰だって練習すればするほどうまくなります。

でも、ただ言われたことを言われたまま練習するよりも、なぜその練習をするのか、なぜうまくできないのか、どうしたらもっとうまくできるのか、試合のどういう場面でどのように使うのかなど、自分で考えて練習をすれば、同じ練習をしても上達のスピードは全然違うはずです。

まずはみんなが練習に対する取り組み方や考え方を変えないと勝てるチームにはなれません。

子供たちには分からないかもしれませんが、保護者や指導者がいつも言っている「あいさつ」や、練習中や試合中に「大きな声」を出すこと、集合や移動の時の「駆け足」など、そういった基本的なことの大切さが理解できないうちは勝つのは難しいと思います。

本当は子供たちも分かっていて、恥ずかしがっているだけなら、今からでも遅くないのでまずはそこから頑張ってもらいたいと思います。

女の子は特に高学年になると一生懸命さを見せるのが恥ずかしかったりするのかもしれませんが、それを一度乗り越えたら一気にうまくなれるはず。

週に3回も練習しているのに、それを無駄な時間にするのはもったいない。

うまくなったらもっとバスケが大好きに、もっと毎日が楽しくなるのではないでしょうか。

昨日の試合ではいろいろと思うこともあったので、思ったままについ長々と書きましたが、私自身もこれからみんながもっとバスケを好きになれるような指導を心掛けていきたいと思います。

どうすればうまくなれるか、自分でも考え、聞きたいことがあればどんどん聞いてもらいたいです。

最後に、今回も遠くまで応援・お手伝いに来ていただいた保護者の皆様、大変お疲れ様でした。

いつも思いますが、子供たちのやる気は保護者の応援や激励で大きく変わります。

また、子供たちは大好きな人に褒められることで大きく成長します。

練習でも試合でも、とにかく子供たちの良いところ、頑張っているところをしっかり見て褒めていただけると、子供たちのやる気につながると思います。

どうしても「あそこでなんであんなことしたの?」とか「もっとああすれば良かったのに」とか「あの子の方がうまかった」とか、私も自分の子にはつい言ってしまいます。(反省中・・・。)

皆さんもご協力をお願い致します。

(2016.2.12)