6年生へ

こんにちは、管理人です。
先日からお伝えしていたとおり、昨日は6年生にとっては最後の大会となる防府市近郊大会がありました。
会場責任ということもあり、朝早くからご協力いただいた保護者の皆様も大変お疲れ様でした。ありがとうございました。
結果は1勝1敗でしたが、特に最後の試合は、完敗ではあったものの、6年生を中心とした子供たちの気持ちの入ったプレーに感動させられました。
今日は、恥ずかしいから直接伝えることができない6年生に対する私からのメッセージをこのブログに残したいと思います。
最初にキャプテンのMちゃんへ。
まずは、1年間キャプテンとしてチームを引っ張ってくれてありがとう。本当にお疲れ様でした。
指導者としては1年間、保護者としても昨年度からの2年間しか見ていないけど、キャプテンとしては声もあまり大きくなく、スタミナにも若干の課題が…と心配していたところもあったのは事実かな。
だけど、バスケのプレーに限らず、とにかくそのすべてを包み込むような優しさで、チーム全員から慕われた立派なキャプテンだったと思います。
もちろん、プレー自体も小さい頃から積み重ねてきたものに、長身を活かした力強さも加わり、文字通りチームを引っ張る存在だったのは言うまでもありません。
経験の少ない子が多い中で、ボール運びからフィニッシュまで、すべてを任される辛いポジションだったと思うけど、最後までよく頑張ってくれました。
特に先週の大会や昨日の大会では、とにかく気合の入ったプレーで最後まで一生懸命走り続けてくれました。
昨年度は団員の退部等で存続さえも危ぶまれ、今年はキャプテンとしていろんな思いを持って引っ張ってきてくれたと思うけど、最後の最後で成長したチームメイトとともに最高のプレーができたことを誇りに、中学校でも頑張ってもらいたいです。
本当にありがとう、お疲れ様でした。
次に副キャプテンEちゃんへ。
副キャプテンとしての1年間、本当にお疲れ様でした。
キャプテンよりも大きな声を出し、試合では最後まで誰よりも走り、頑張る姿を見せて下級生を引っ張ってくれました。
5年生から始めた上に、身長面で不利なところもある中、怪我もいっぱいしたし、辛いこともいっぱいあったと思うけど、持ち前の負けん気とスタミナで最後まで精一杯頑張ってくれました。
試合では、みんながバテていても、いつもEちゃんだけは最後まで全力でディフェンスに戻り、自分より大きな相手にも臆せずよく立ち向かっていったと思います。
昨日の試合で見せてくれた、試合終盤に自分よりも20cmは大きいであろう相手のシュートを完璧にブロックしたプレーは、他の子には内緒だけど、私の中では今年の右田ミニバスの中で一番のプレーだったと思っています。
やはり得点を決めることに目が向けられがちなバスケで、Eちゃんのように最後まであきらめずに一生懸命走るということは当たり前のことだけどなかなかできない、本当に大切なことだと思います。
最後の試合でこれまで続けてきたその頑張りが最高のプレーにつながってくれたことが、私自身も本当にうれしかったです。
その強い精神力を持って、中学校でも頑張ってください。
最後にMちゃんへ。
6年生から始めたこともあって、基礎的な技術よりも戦術的な指導が中心になったことはMちゃんには申し訳なかったと思います。
それでも、その練習不足と経験不足を、家で妹達と練習したり、他チームの試合中に熱心に勉強する以外にも、試合中の指示を柔軟に受け入れ実行するなど、頭の良さと真面目さとダンスで鍛えられたフットワークで十分にカバーしてくれたと思います。
長身を活かしたシュートは最初からすぐに右田にとって欠かせない武器になったけど、最後の試合で見せてくれたフリースローやレイアップを冷静に決めたあたりに、Mちゃんのこの1年間の頑張りが現れていました。
家が近所ということもあって、バスケに入る前からうちの子のお姉ちゃん的な存在としてお世話してくれていたので、妹達と一緒に入ってくれて本当にうれしかったです。
もしもMちゃんが入ってくれていなかったら、先週の優勝も、昨日の試合の感動も得られなかったと思います。
4人姉妹の長女として、さらに右田ミニバス女子チームをまとめるお姉ちゃん役として、ついでにうちの3人娘のお姉ちゃん的存在としても、これから先の活躍を期待しています。
その優しさと真面目さで、中学校でも頑張ってください。
最後の最後に下級生へ。
先週の大会、昨日の試合で6年生から何か感じてくれているでしょうか。
勝ち負けという結果以上に、何かに対し一生懸命に取り組む姿勢だとか、自分なりにできることを見つけて努力することの大切さ、素晴らしさを感じてくれていたら良いのですが。
6年生の引退は寂しいですが、卒業までは一緒に練習してくれるはずです。
それまでに少しでも学べるところは学び、盗めるところは盗み、6年生と同じようにそれをチームメイトや自分達の下級生にも受け継げるよう、これからの取組に活かしてもらいたいと思います。
もちろんマネをしてはいけないところもいっぱいありますが(笑)
(2016.1.18)